日本では、他国と比べて自己肯定感が低く、自信がない人が多いと言われています。
「自分を変えたい」と思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、
「よし、明日からくよくよ悩むのをやめよう!」とか
「明日から自信満々に振る舞おう!」
と気持ちを新たにして自分を変えることは難しいのではないかと思います。
結局いつも通りの自分になってしまい、落胆する、、という結果を繰り返すだけです。
今回の記事では、「自分を変える効果的な方法」についていくつか提案をしたいと思います。
目次
日本は自分に自信がない人が多い
平成30年度(2018年)版の内閣府調査でも、「自分に満足」という人の比率は、欧米諸国で80%台なのに対して日本では40%台、「自分には長所がある」という人の比率は、欧米諸国では90%前後なのに対して日本では60%程度となっている。このように、自己肯定感の国際比較をすれば、欧米人は非常に高く、日本人はそれに比べて極めて低くなる。
多くの場合、自己肯定感は、「自分に満足している」「私は価値ある人間だと思う」「自分はダメな人間だと思うことがある」といった項目で測られている。その場合、欧米人は、大人も子どもも、前の二つの項目をほとんどが肯定し、三つめの項目は多くが否定する。反対に、日本人は、大人も子どもも、前の二つの項目を肯定するのは半数にも満たず、三つめの項目は多くが肯定する。
(DiamondOnline;https://diamond.jp/articles/-/296174)
また、高校生を対象としたアンケートでは、自分をダメだと思っている人が他国と比べて圧倒的に多いことがわかっています。
「自分はダメな人間だと思うことがあるか」との質問に「とてもそう思う」「まあそう思う」と回答した生徒の割合は、日本は72.5%だった。中国(56.4%)、米国(45.1%)、韓国(35.2%)を大きく上回っており、自己評価の低さが浮かんだ。
(日本経済新聞2015.08.28;https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG28H8O_Y5A820C1CR8000/)
自分で自分を変えることは難しい
自分で自分の内側を変えるのは相当難しいと思っています。
なぜなら、
自分を変えようと思っても、
・具体的にどう行動したらいいかわからない。
・どういうマインドで居ればいいかわからない。
結果、いつもの自分の範疇で足掻くことになります。
内側から自信を身に付けたり、性格を変えようとするのは難しいのです。
自分を変えるには「自分の外側から変える」
先ほども述べた通り、自分の内側を変えるのは難しいです。
私個人の意見としては、自分の外側が変わると自然と内側も変わってくる
と思っています。
おすすめの方法を以下に紹介させて下さい。
1、外見を変える
「こうなりたいな」と思うイメージに合う外見を取り入れてみましょう。
「自信を持ちたい」と思うのならば、
自信がある人が着ていそうな服を着てみる。髪型を変えてみる。
「変わりたい」と思うのならば、
普段は絶対身につけないような小物を付けてみる。女性ならメイクを変えてみるのもいいかもしれません。
人の外見は、その人のイメージに大きく影響します。
それは他者だけでなく自分も同じです。
女性がブランド物を持ちたがるのは、ブランドを持つことで、自分の価値を上げようとしているからです。
加えて、見た目がだらしない人が「できる風」を装っても、他人から見ても違和感があったり、本人も抵抗感が強いかと思います。
しかし、見た目が「できる人風」であれば、相手も「できる人なのかも」と思って接してくれますし、
自分としても、「できる人風」に振る舞う心理的抵抗も少なくなります。
また、自分がイメージしている「できる人」に外見が近づくことで、
無意識に持っていた理想像が想起されて、行動も無意識にそちらに寄っていきます。
外見を変えるのは、アクセサリー、メイク、服、といった小さいところから始められるためおすすめです。
なかなか勇気が持てない方は、「これなら変えられそう」というところから変えてみてください。
2、普段しないことをしてみる
今までの自分ならしないようなことをしてみましょう。
例えば、いつも休日は家で過ごしている方なら、日帰り旅行に出掛けてみる、ツアーに参加してみる、友人と出かける。
興味の有無に関わらず、違う趣味にチャレンジしてみる。普段断っている飲み会やイベントに参加してみる。などです。
つまり、行動の幅をオープンにして、なんでもやってみましょう
一人でできることもたくさんあるので、取り掛かりやすいかと思います。
最近は、アソビューなど体験がパッケージされていたり、
アイニといった一般方がイベントなどを企画していて、一人でも気軽に色々な趣味の世界を体験できたり、
色々な方と知り合うことができたりします。
行動が変わると、見える世界も変わります。
見える世界が変わると、価値観が変わり、心の持ち方や考え方、捉え方も変わってきます。
特に次に紹介することは、とても大事だと思いますので、ぜひ紹介させてください。
3、付き合う人を変える
これが一番重要じゃないかなと思っています。
付き合う人が変われば、確実に自分の行動も、マインド自体も変わってきます。
いつも同じ人としかいないな、と思ったら、知らない人と会う機会を作ってみてください。
上記で紹介したような色々な趣味に挑戦してみたり、イベントサイトなどで気になるやつに参加してみたり、今ではアプリなどで気軽に人と知り合えますので、趣味に特化したアプリを使って、違う趣味を持っている方と交流を図ってみるのも良いかと思います。
最初から良いご縁に巡り合うことは難しいかと思いますが、そういう場に足を運んでいると、必ず自分と気の合う人や、「この人いいな」「仲良くなってみたいな」という人に出会えるかと思います。
そういうちょっと足を伸ばした人達と少しずつでも交流していくと、自分も確実に変わっていきます。
4、嫌な自分とは反対の行動を取ってみる
次に紹介するのは、自分の嫌だな、と思っているところとは正反対の行動を取ってみる、と言うものです。
これは実はDaigoさんが実践されていた方法です。
実際にDaigoさんはこれを実践して道路で叫んだりしていたそうです笑
そこまではしなくとも、あえて正反対のことをする、と言うことは、自分の行動の幅を一気に広げ、やればできたと言う自信にも繋がります。
5、ロールモデルを持つ
今の自分は嫌だけど、でもどう変わりたいのかがわからない。
と言う状態では、変わろうにもイメージも曖昧のため行動に移しにくくなってしまいます。
そこで、「こういう人になりたいな」という人がいるだけで、
その人の行動や仕草、言葉を真似できる
と言う強いメリットを持つことができます。
イメージがあるのとないのでは、実践のしやすさが変わりますので、ぜひロールモデルを探してみてください。
そんな人いないよ、と言う方は、アニメや漫画のキャラクターでも構いませんし、
上記で紹介した、行動の範囲や付き合う人の幅をどんどん広げてみてください。
きっと、「この人素敵だな」という人ができるかと思います。
まとめ
自信や自己肯定感を身につけようと考える前に、
行動する、ということが大切です。
行動する、ということは、失敗することも増えるかと思いますが、
チャレンジして失敗する。これが一番です。
失敗を恐れて、何もしない、が一番の失敗です。
いつもと変われず、ウジウジしていたあの頃より、
一歩踏み出すことができた、という達成感と成長を感じてほしいなと思います。
ぜひ、いつもとは違う外見に変えてみる、ということから始めて、行動の範囲を広げてみたり、そして違う人の輪に入ってみてください。
外側の変化に合わせて、自分の内側も変わっていくのが実感できるかと思います。
では、また来週お会いしましょう!^^
最後までご覧いただきありがとうございました!